気分屋天邪鬼の雑談って

普段思っていることや、日常をのんびりと載せていこうと思います。

last of us2 〜感想〜

はい、どうも

今回は賛否がかなり別れているゲームの感想を

少しずつ出していこうかなと

今作は、前作から4年ほど経った冬の日から

始まります

懐かしい顔を見つつ、関係性の変化など

新しい部分を見ながら世界観を思い出すように

進めていけます

今作を始めるにあたって思い出されるのが

前作主人公のジョエルの心情について

彼はパンデミックが起こった当時に愛娘を

亡くします

それが元で15年ほど荒れた生活をしていますが

ある組織から少女をある場所まで

送り届けることになります

愛娘と同じくらいの年頃の彼女を

次第に自分の娘のように思っていくジョエルに

感情移入していく人は多かったのではないでしょうか…自分もその一人です

そして、色々な出来事を越えて

ある場所に辿り着きます

そこで、彼女の、エリーの死と引き替えに

先の可能性を提示されます

エリー自身も自分の価値について

荒廃した世界で生きていくということについて

半ば諦めているような描写があります

娘を亡くしてから、ようやく立ち直り

自分の希望とも言えるエリーを見殺しにできる

訳もなくジョエルは反発します

全てを敵に回してでも

エリーを守りたい、エリーに生きていてほしい

もう娘を失いたくない

ジョエルは麻酔で眠らされているエリーを

助け出し、エリーに嘘をつきます

荒廃した世界の中で確実な事はなく

ただ失うだけで

ホルマリン漬けになっているサンプルの一つ

として棚の上に並ぶかもしれない

抗体がある人がただの一人のわけがない

色々な理由をつけて自分の中で納得して

誤魔化して、正当化する

祈りのように

そんなジョエルに今作大きな出来事が

起こります

自分を含めて、その出来事が飲み込めない

飲み込みたくない人が賛否に繋がります

ゲームを進めるにつれて背景が濃くなり

いろいろと新たなドラマが生まれますが

自分の大切な存在がサンプルにできるのか?

という質問に答えない描写に対して

出来事に対しての怒りが再燃します

可能性と命を天秤にかけて

命が知らない子供の命なら

割り切れるというような

自分の使命感が上回る状況にいるということで

正当性を持っているというような

 

まだ完結まで進めていないので結論は出ませんが、この物語は考えさせられる作品なのは

間違いがなく、良くも悪くも感情を揺さぶり

いい映画を観た後のような疲労感があります

ナンバリングタイトルなので気になった方は

是非、前作からやってみてください